ぐだグダ迷い子日記(yaho!ブログから移転)

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より銀第9話「人は皆 自分という檻を破る脱獄囚」感想

『一国傾城編』が先週で終了して、『より銀』が再会、じゃなくて、再開です。
冒頭で何故か獄門島に流刑にされた桂さん。
その同じ頃に15年掛けて脱獄する為の『抜け穴』を開通できて感慨無料になる今回のゲストキャラ・末吉くんです。
脱獄用の『抜け穴』を開通して、後は脱獄のチャンスを待つだけ…。
と思いきや!?
ところがどっこい、桂さんと「向かい合わせのお隣さん」になってしまうのです!
桂さんは「お引越しのご挨拶に来ました」感満載で、末吉くんに「(世間の)シミがよく取れる」とか言って「攘夷志士タオル」を配ります。
しかも同じ事二回言ってるし…。
桂さんの『天然っぷり』に呆れる末吉くん。
しかし、彼の不幸はこれだけではなかった…。
何と桂さん目ェ開けたまんま眠っているんです!
眼球カッサカサになりながら、クラウンチングスタートの体制を取ったりして。
末吉くん気になってしょうがないんですね(笑)。
次はかみ合っているようでかみ合っていない会話をして眠らせようとします。
眠った頃に、ついに始まりましたアレが!
『桂小太郎脳内妄想劇場』が!!
主役は松原松子とライバルの杉山の二人。
桂さんがバスケ部のコーチ役で出演しとります。
熱血少女スポ根路線で話が進んで行く中
、試合当日、愛する教え子(松子)がその日「高く飛んだ姿(注:脳内妄想劇場内)」に寝ながら涙します。
その側で聞いていた末吉くんは向かいの房でその話を聞いて
「長げェよ(話が)!!」と感涙して(ツッコミ入れて?)いました(笑)。

もう一人のゲストキャラは、後に銀さんと二人で悪路木夢砕名義で漫画を書くようになる囚人・鯱さん初登場です。
この頃の鯱さん、当初はかなり貫禄があったのですが、彼なりのオサレ(オシャレ?)であった『肩のギザギザ』等を桂さんに指摘されたり、後に肩パッドを『クラゲが付いている』と銀さん指摘されたりと散々な思いをするわけです。
しかも外見がコワモテなわりに、根が『シャイなあんちくしょう(『紅桜編』参照)ときているから、
ホント「メンドクサイ性格」なのです。
脱獄のチャンスを見計らうも、桂のマイペースっぷりにイライラする末吉君の気持ちを余所に、鯱さんたち囚人や看守たちと「フレンドリーな関係」を築き、「ム所のトップ」に君臨し「監獄ライフ」を楽しんでいる桂さんなのでありました。
そんな彼を、そんな彼らを見て行く内に末吉くんは『抜け穴』を閉じます。
 
桂さん「俺は…地獄を革命しに来たのさ」名台詞です!

感動的なラストで幕を閉じるかと思いきや!?
実はすべて脱獄する為に周囲を油断させる『作戦』で地下でエリザベスを待機させていたのですが、背後に感じた「何かの気配」に戦慄を走らせます!!
(このときの桂の表情は黒いッス)
そのころ同じように他の囚人たちも脱獄のチャンスを見計らっていたのですが、背後に「何かの気配」を感じて…
って、みんな同じ事(脱獄用の抜け穴作り)をやってたんかいィィィィ!!!
「よし、ようやく眠ったか…あっ!(×エンドレス)」
その後は暗い房の中で永久に続く…。
そして外から見た獄門島は、まさに「穴だ・ら・け(笑)」でした…。
全体的から見て…。「どんだけやられたんや!?(ってオイ!)」とツッコミを入れたいくらいに…。
実はこの回、放送三年目(シーズン3)にやっていた『桂強化月間(誕生日)』第二弾目だったのです。