ぐだグダ迷い子日記(yaho!ブログから移転)

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DSi(DSテレビ)で「とんねるず」を見るつもりが、いつの間にか「ブラックボード」を見入っていました。

第一夜『お国の為に戦えと教えた軍国教師…戦後、彼は子供達に彼は何を伝えるのか?』
 
戦地で片腕を失い、復員してきた教師・白濱(演:桜庭翔)が目にしたのは、かつての敵国だったアメリカ(GHQ)によって変えられた日本の姿だった。
 
家族も、自分が教えた教え子たちも、皆変わっていった…。
自分が(大日本帝国)が、戦争に負けた為に…。
 
自分が戦場に行っている間に、それまで信じていたもの(軍国主義)が崩壊する。

戦地で右腕を失い、復員して来た直後、自分が信じていたものが、根底から覆されていく…。
 
同窓会に行くと、かつての教え子たちから歓迎されるどころか、
散々恨み言を言い聴かされる憂き目に遭う…。

かつての恩師に教わった『軍国主義』を信じたばかりに…。
 
それまで自分が強く信じていたものが否定され、弱く、脆く崩壊していく人の心…。
 
それまで自分が強く否定して、さげずんでいたものが肯定され、強く、深く浸食していく人の心…。
 
物事の善悪や価値観がすべて変わってしまった戦後の日本の『現実』を目の当たりにし、
それを受け入れざるを得ない自分の『現実』に愕然し、苦悩する白濱。
 
その最中、革命運動を起こそうとする一人の教え子。
 
両親を失い、雇用者である大人に否応も無く仕事を教わり労働に準じる戦災孤児たち。
 (後にこの孤児の一人が、次回(第二夜)の主人公になる)
 
かつての自分たちが学んだ教室に集い、自分のこれまでの思いを言う白濱。
 
それに涙する生徒たち…。
 
戦争はまだ終わっていない…。
 
自分たちの目の前の近くで続いていた…。
 
『戦後の日本を生きる、生き抜く為の戦争』が…。